忍者ブログ
Since 2006.7.26… copyright(C) 2006- Takuro Nishizawa All Rhghts Reserved.
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
(12/09)
(12/09)
(12/09)
(12/18)
(11/30)
ブログ内検索
プロフィール
HN:
音屋にしざわ
HP:
性別:
男性
カウンタ
since 2006.8.1
[9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

期せずして我々を襲うハムノイズ。

“ハムノイズ”は50Hzないし60Hzの交流電流が原因(誘因)となって発生する「ブーン」といった感じのノイズで、ハム(hum)とはハチが飛ぶ「ブンブン」の事。厄介な事にそれは50Hzないし60Hzのノイズだけではなく、大概倍音も含んでいる。

音源にノイズが乗っていない事が望ましいわけだが、「期せずして」という事はある。そのノイズを除去するという事は、音源の「大事な部分」をも除去してしまう事になるのだが、それでも除去しなければならない時がある。

今回は、ProTools環境において身近なプラグイン、Wavesの「Q10」に着目。

親切なことに、ハムノイズ除去の為のプリセットがあるのです。
(写真クリックで拡大)



しかし、忘れてはならないのが「50Hzないし60Hz」という事。
明治時代に輸入された初めての発電機には、大別して2種類がありました。

ドイツから関東に 50Hz の発電機。
アメリカから関西に 60Hz の発電機。

これは現在も同じく、静岡県の富士川〜新潟県の糸魚川あたりを境にして東側が50Hz地域、西側が60Hz地域となっています。

上の写真にあるプリセットは60Hzのものであるから、スタジオが密集している東京では残念ながら使えないのです。

そこで、50Hzに対応したプリセットをつくりました。
(写真クリックで拡大)


元々ある60Hzのプリセットは倍音を削りすぎるので、倍音部分の除去を緩くしてあります。

プリセットの保存場所は…
ライブラリ>Application Support>Digidesign>Plug-In Settings>WaveShell-DAE

または…
アプリケーション>Waves>Waves Plug-Ins>Setup Libraries>Q10 Setups Library

私は…
様々なスタジオを使用するので、USBストレージに色々なプラグイン・セッティングを記録、iLokとセットにして持ち歩いています。


◆Q10まめ知識

(1)グラフィック表示部の数字(黄色○)を <Command + クリック> すると
  カーブのタイプを変更する事ができます。

カーブのタイプ



(2)オートメーションを有効にしたい対象部分を
  <control + option + command + クリック>すると
  その部分を有効化する為のメニュー(※)が表示されます。
(写真クリックで拡大)


※この「auto」からは総合メニューが呼び出せます。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
忍者ブログ [PR]